このサイトについて

自分にとって「スポーツ」や「アスリート」は、特別な存在です。


私は野球一家の長男として生まれ、父親は夏の甲子園に出場した高校球児でした。


私は幼少期から野球に打ち込み、小学校の頃は相手チームの監督さんから毎回のように褒められ、市の選抜に選ばれるなどしましたが、調子に乗って練習をサボったりして、次第に選手としての野球への熱量は薄れていきました。


中学校を卒業するタイミングで強豪校に進む幼馴染を見た時にはもう遅くて、自分への不甲斐なさだけが残りました。

「入学した高校で高校野球やれば良いじゃん!」と思うかもしれませんが、幼少期から「高校野球マニア」だった私は結構冷静でして、「ここでやったとしてもきっと自分は満たされない」、「どうせ高校野球やるなら横浜高校とか・・・」という感覚でした。

結局「だったら新しいスポーツやっちゃえ!」というマインドで3年間は違う競技に打ち込み、真剣に青春の汗を流しました。


そういった中、高校2年生の途中から、そんな後悔だらけの自分を変えたいと思い始め、「小学校卒業の時の夢を叶えよう!」と思い立ち、それが叶い、取材者・表現者としてスポーツの現場に立っています。


その原動力は、小中学生時代に観た「夏の全国高校野球」や「プロ野球」、「2002年の日韓ワールドカップ」の存在です。


プロ・アマ問わず、その時の私の生活に「喜怒哀楽」や「彩り」を添えてくれました。


その一瞬一瞬が私にとって「宝物」であり、「永遠の憧れ」です。


スポーツを観ることで、嫌なことや苦しいことを忘れることができたし、何よりその日の「大きな楽しみ」だったし、「生き甲斐」でした。


それらは、現在の私の前向きな性格やモノの考え方を形成したと言っても過言ではないと感じています。


スポーツと私の距離感の近さは、大人になった現在も変わりません。


このサイトを見ることで、その読者が気持ち的にポジティブになれたり、嫌なことを少しでも忘れられたりするようなサイトにしていきます。


「スポーツのブログを書く」という職業を通じて、私のように「選手としては大成しなかったけど、スポーツに密接に関わる仕事がしたい」という人々の一つの選択肢になれればと考えています。


それくらいの気概を持って、書いております。